押し入れや本棚の奥から、昔の本や古い雑誌が出てきたことはありませんか?
「もうボロボロだし、売れないかな…」と思う方も多いですが、実は**“古すぎる本ほど価値がある”**というケースも少なくありません。
今回は、岡山県総社市で古書の買取を行っている不死鳥BOOKSが、古すぎる本を売るときに気をつけたい5つのポイントを、わかりやすく解説します。
読んでから売るだけで、査定額が変わることもありますよ!
① 状態が悪くても「諦めない」で査定に出す
古い本は、経年劣化で紙が黄ばんでいたり、カビやシミ、書き込みがあることも多いですよね。
でも実は、状態が悪くても価値がつく本がたくさんあります。
たとえば、
- 明治・大正・昭和初期の文学書
- 戦前の雑誌や児童書
- 絶版になった専門書や研究書
- 著名作家の初版本や限定版
などは、少々のダメージがあっても市場にほとんど出回らないため、高額買取になることも。
まずは「古すぎる=売れない」と思い込まずに、専門店へ相談するのがおすすめです。
② 作者・出版社・発行年をチェックしてみよう
本の価値を左右する大きなポイントが、「いつ」「誰が」「どこから」出版されたかです。
たとえば、夏目漱石、太宰治、谷崎潤一郎などの文豪作品でも、初版や限定版、または戦前の装丁であるかどうかで価格が大きく変わります。
また、絶版となっている出版社(例:三笠書房の旧版、仮説社など)や、地方出版社の稀少本も狙い目です。
背表紙や奥付(おくづけ)に記載されている
「発行年」
「発行所」
「著者名」
をメモしておくと、査定時にスムーズです。
③ 古書店を選ぶときは「ジャンルの得意分野」で選ぶ
古書といってもジャンルはさまざま。
文学、歴史、哲学、美術、宗教、古地図、雑誌、漫画など、分野によって得意な査定店が異なります。
たとえば不死鳥BOOKSでは、
- 戦前〜昭和の雑誌・文学書
- 教育書・学術書
- マイコンBASICやレトロゲーム本
などの買取に強みがあります。
得意分野のある古書店に依頼することで、査定額がアップする可能性が高まります。
一般的なリサイクルショップでは値段がつかないような本も、専門店ならしっかり見てくれますよ。
④ セット・シリーズは「まとめて査定」が高く売れる
古書の中でも特に注意したいのが、「全集」「シリーズ本」「学会誌」などのセット本です。
1冊ずつよりも、全巻そろっている方が評価がぐんと上がる傾向にあります。
欠巻(けっかん)があっても、同シリーズのタイトルをメモしておくと買取がスムーズです。
もし複数の箱や棚にバラけている場合は、まとめて査定に出すのがおすすめ。
お店によっては「欠巻の補完」や「同シリーズの買取強化」をしていることもあります。
⑤ 高く売りたいなら「保管方法」にも注意!
古書は紙製品なので、湿気・直射日光・虫食いに弱いです。
売る予定がある場合は、査定に出すまでの保管方法も重要です。
ポイント:
- 濡れた状態では絶対に重ねない
- 押し入れや倉庫など湿度が高い場所を避ける
- 段ボールや新聞紙を敷かず、通気の良い箱で保管
- 直射日光の当たる窓際も避ける
少しの気配りで、査定時の評価が変わります。
特に梅雨時期や夏場は、風通しを意識しておきましょう。
🕊 まとめ:古すぎる本こそ「価値ある一冊」かもしれません
古書の世界では、**“古いほど価値がある”**という言葉が本当になることがあります。
一見ボロボロでも、100年以上前の本や、戦時中の出版物などは「文化資料」として評価されることも。
迷ったら、まずは専門店に相談してみましょう。
不死鳥BOOKSでは、岡山県総社市を中心に全国から古書の出張・宅配買取を承っています。
「これは売れるのかな?」と思ったら、写真をLINEで送るだけでもOK。
査定・相談はもちろん無料です。お気軽にご相談ください。
📞 不死鳥BOOKS
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