こんにちは。不死鳥BOOKSです。
当店では、古本の中でも「武道」「武術」「格闘技」関連の書籍を数多く取り扱っています。
柔道・剣道・空手道・合気道・少林寺拳法、さらには中国武術(太極拳や八卦掌、詠春拳)から、ボクシング、キックボクシング、総合格闘技(MMA)、プロレスまで。人が体一つで極めようとする世界に、本ほど深く語る媒体はないのではないでしょうか。
「本の中に師がいる」——武道書の面白さ
道場に通えないときでも、師匠はページの中にいます。
昭和の名著『武道読本』や『合気道開祖植芝盛平伝』を読むと、活字から気迫が伝わってくるようです。特に古書の武道書には、当時の空気感がそのまま残っています。
黄ばんだページに「礼に始まり礼に終わる」と書かれていれば、思わず背筋が伸びる。
それが古本の魅力であり、武道書の神髄でもあります。
格闘技書は、哲学書でもある
格闘技の本というと、「パンチの出し方」や「蹴りのフォーム」など技術書を想像される方が多いかもしれません。
しかし、実際に読んでみるとその多くは「人生哲学」の書です。
たとえば、ボクシングの名トレーナー本では「自分との闘い」がテーマ。総合格闘技選手の自伝には「勝ち負けよりも“心”の強さ」が語られます。
時に、それらはビジネス書よりも生きるヒントに満ちているのです。
武道の種類は驚くほど多彩
日本だけでも、
- 柔道
- 剣道
- 空手道
- 合気道
- 居合道
- 弓道
- なぎなた
- 相撲
- 古流柔術
- 少林寺拳法
と多岐にわたります。
さらに、海外に目を向ければ、
ボクシング、テコンドー、ムエタイ、サンボ、カポエイラ、ジークンドー、クラヴマガ、そして総合格闘技MMAまで。
どの流派も、それぞれに「身体と心を鍛える道」を説いています。
不死鳥BOOKSに届く、さまざまな武道書たち
当店には日々、全国からさまざまな武道関連の本が届きます。
ある日は、昭和30年代発行の『柔道科必携』。
別の日には、海外版ブルース・リー全集。
時には「忍術」「護身術」「剣術指南」「棒術」「氣の鍛錬法」など、読むだけで強くなれそうなタイトルの本が山のように届きます。
ページをめくると、墨で書かれた稽古日誌のような書き込みが残っていたり、当時の道場のスタンプが押してあったり。
それはまるで、過去の修行者たちの汗と気合が時を超えて届いたような感覚です。
ユーモアのある武道談義をひとつ
よくある話ですが、古書の査定に伺うと「古い柔道の本なんて値がつくの?」と聞かれることがあります。
ところが、その一冊が戦前の発行で、しかも初版、さらに帯付き!
「この本、投げられたのは値段の方でしたね」と笑い話になることも。
武道書の奥深さと自由さ、そこに古本屋の楽しみがあるのです。
不死鳥BOOKSではこんな本を求めています
・講道館柔道、剣道形、全日本空手道連盟関連書籍
・中国武術、太極拳、詠春拳、八極拳などの技法書
・古流剣術、居合、槍術、忍術、護身術、武器術関連書
・プロレス・格闘技・ボクシング選手の自伝や写真集
・格闘技雑誌『ゴング』『フルコンタクトKARATE』『空手道』など
武道・武術・格闘技の本は、単なるスポーツ書ではなく「心と体の文化遺産」です。
もしご自宅に眠っている本があれば、ぜひ不死鳥BOOKSまで。
出張買取・宅配買取どちらも承っております。
折れやヤケがあっても大丈夫。内容に価値がある本は、誠実に査定いたします。
最後に:本で強くなる、という選択
人は年齢を重ねるほど、体は衰えていきます。
しかし、心の鍛錬に終わりはありません。
武道書を読みながら、精神を磨く。
それはまさに「不死鳥のように蘇る」修行でもあります。
本を通じて、強く、しなやかに。
今日も不死鳥BOOKSは、あなたの中の“闘う心”を応援しています。