「どこが一番高く買ってくれますか?」
これは、買取のご相談で最も多い質問です。
もちろん、少しでも高く売りたいという気持ちは自然なことです。
ですが、私は16年間古本屋を続けてきて、ひとつ確信していることがあります。
それは、
“長く続いている店には理由がある”
ということです。
■ なぜ「高く買う」と言い切れるのか?
仮に、あるお店が常に相場より高く買っているとします。
しかし、仕入れはビジネスです。
販売価格には市場の相場があります。
高く仕入れて、普通に売る。
この構造が長期間続くでしょうか。
答えは、難しい、です。
無理な買取は、
・値付けが荒くなる
・在庫が滞留する
・資金繰りが不安定になる
結果として、数年で姿を消してしまうお店も少なくありません。
■ 16年続いているという事実
不死鳥BOOKSは岡山県総社市で16年続けてきました。
これは、
無理な高価買取をしていない証拠でもあります。
適正な相場を理解し、
市場や販売ルートを持ち、
再販できる見込みがあるものを丁寧に仕入れる。
だから続いています。
そして、続いているということは、
地域の評判を裏切っていないということです。
■ 地元密着の強み
全国展開の業者さんや、
短期的に広告をかける業者さんとは違い、
地元で続ける店は“評判”が命です。
無理な査定はできません。
雑な対応もできません。
なぜなら、
明日もこの街で商売をするからです。
■ 結局、何を基準に選ぶべきか
「一番高い店」ではなく、
・何年続いているか
・店舗や所在地が明確か
・販売ルートを持っているか
・専門分野があるか
この視点で選ぶことをおすすめします。
派手な言葉よりも、積み重ね。
本を大切に扱ってきた時間こそが、
いちばんの信用だと思っています。
