空き家に残された大量の本…放置すると危険?岡山の専門家が教える「正しい片付け手順」

空き家を管理していると、昔の本や雑誌、百科事典、専門書などが大量に残されたままになっているケースがよくあります。

しかし、
「まだ売れるかも」
「捨てるのはもったいない」
と放置しておくのは非常に危険です。

岡山県でも、空き家の残置物(特に本類)が原因で
・湿気によるカビの発生
・悪臭
・床の腐食
・虫の繁殖
・不動産価値の低下
が起きる例が増えています。

この記事では、空き家に残された大量の本を安全に、効率良く、価値を落とさず処分する手順を専門店の視点から解説します。


【なぜ危険?】空き家に本を放置するリスク

① 湿気でカビが爆発的に発生する

空き家は換気ができないため、
カビ・シミ・悪臭が本に広がり、隣接する家具や建物までダメージが広がります。

② 虫(シルバーフィッシュ・本シラミ)が繁殖

紙と湿気は害虫の大好物。
一度繁殖すると他の部屋や物にも広がります。

③ 本の価値がゼロになる

カビ・シミ・虫食いがあると、
本として販売ができなくなり、価値が完全に失われます。

④ 空き家全体の劣化を早める

本は湿気を吸うため、建材までカビが移り
リフォーム・解体時の費用が高くなるケースもあります。


【正しい片付け手順】プロが推奨する安全・効率的な流れ

✔ 手順1:本を動かさず「そのままの状態」で専門店に見せる

空き家の本は劣化の判断が難しいため、
無理に動かすとカビを広げる可能性があります。

棚のまま、積まれたままで大丈夫です。


✔ 手順2:価値の高いジャンルを優先的にチェック

空き家からよく出てくる“売れる可能性が高い本”は以下です:

  • 郷土史(岡山の歴史資料は特に需要あり)
  • 昭和の専門書(宗教・哲学・教育・心理学)
  • 絶版の全集
  • 美術書・図録
  • 趣味系の資料本
  • 漫画の全巻セット

古く見えても価値があるケースが多く、
空き家の本から数万円の価値が見つかることも。


✔ 手順3:出張買取を依頼し、“価値ある本だけ”を回収してもらう

岡山の古書専門店は
・出張費無料
・仕分け不要
・大量でも一括対応
・搬出もすべて任せられる
というメリットがあり、多忙な空き家管理でも非常に効率的。


✔ 手順4:残りの紙類は古紙回収へ

価値のある本と紙ゴミを分けてもらった後は、
軽トラ回収や自治体ゴミに出すだけなので処分がスムーズです。


【放置していた空き家の本が“高く売れた”実例】

岡山では実際に、

  • 昭和の郷土資料 → 1冊5,000円
  • 写真資料 → 数千円〜1万円
  • 美術書のセット → 数万円

というケースが頻発しています。

空き家の本は“古い=価値がない”ではなく、
むしろ専門店が得意とするジャンルが眠っていることが多いのです。


【まとめ】空き家の本は放置すると危険。価値が落ちる前に専門店へ

空き家に残った本は、
・カビ
・湿気
・虫
・劣化
により、放置するほど“価値が下がる資産”です。

岡山で空き家管理をしている方は、
本を動かす前に、まず専門店に査定依頼する
これだけで片付けの成功率が大きく変わります。

「危険を避けながら、価値を残し、片付けを効率化する」
最も確実な方法は専門店の出張査定です。




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