総社市で、「芥川龍之介全集 全12巻」揃いと、「世界の名作図書館 全52巻」の児童書を持ち込みでお売りいただきました。
月に何度もご利用くださる常連様、いつもありがとうございます。

「芥川龍之介全集 全12巻」は1977年～78年、岩波書店から刊行された全集です。芥川龍之介の仕事・作品を年代順に収録しており、最初は翻訳家として始まっています。
本格的に執筆を始めたのは20代の頃からで、約10年間で300以上の作品を書いています。

「講談社版 世界の名作図書館 全52巻」は1966年から70年に講談社のから刊行された児童書文学全集です。
〈神話と民話〉〈ゆめと空想〉〈愛と友情〉〈ちえとユーモア〉〈勇気と冒険〉〈自然と動物〉〈歴史と伝記〉〈科学と記録〉に分類されています。
装本で表紙は池田龍雄、函は安野光雅。挿絵は安野光雅ほか、和田誠、田島征三、鈴木康司ほか数名が担当。監修は志賀直哉・坪田譲治をはじめ、フランス・ドイツ・ソビエトの児童文学者。その他編集委員と訳者もすばらしく、当時50年・60年代に各出版社が少年少女の文学全集に力を入れていました。

買取らせていただいた全集は3巻欠品の49巻と不揃いですが、この時代の文学全集は人気があります。

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買取させていただいた本

芥川龍之介全集全12巻,講談社版世界の名作図書館全52巻

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