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昨日のブログに文庫や新書に紙カバーをかけたままのものがありましたが、デザインとかが少々気になりましたので画像をあげてみようと思います。
岩波書店、書泉ブックマート、それと中央大学(生協?)でしょうか。レトロな感じでなかなか良い雰囲気があります。それと中央大学のものは2種類ありますが、中の本がどちらも昭和44年発行のもので元々2種類あったのか移行期にあったのかな(岩波は残りやすいし…)と推察します。
小口ヤケはありますが、紙カバー+パラフィン紙のおかげで表紙が背ヤケもなく状態良好です。平成期には元パラ付きが古本屋に割と並んでいたように思いますが、この令和ではどうでしょうか。一度手を離れる頃には朽ちて破棄せざるを得ないことが多いのでそろそろ珍しい光景になるかもしれません。
追記
スタッフ一個人としてはこの半透明なカバーをパラフィン紙と呼んでしまっていますが、グラシン紙とも呼ばれているんですよね。少し調べたところ、グラシンは高圧で紙を圧縮して製造した緻密な薄紙、パラフィンは紙にパラフィンワックス(蝋加工)を施したものを指すようです。薄いという点だとグラシン紙が正しいかもですが、グラシン紙で蝋加工を施すこともあるようで、正確なところまではわかりませんね…一昔の文庫や新書のそれは蝋加工しているかどうなのか気になるところです。
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