1900年の2月13日に「川俣事件」が起きています。
当時は「兇徒聚集事件(きょうとしゅうしゅう)」と呼ばれています。
「足尾銅山鉱毒事件」「足尾鉱毒事件」はは、19世紀後半の明治時代初期から栃木県と群馬県の渡良瀬川周辺で起きた、日本で初めての公害事件であり、『公害の原点』と言われています。
栃木県の政治家「田中正造」は中学社会科授業で、合わせて習っているのでご存知だと思います。
川俣事件とはその足尾鉱毒事件に関して、政府へ請願しに出かける途中の農民と警官が衝突した事件のことです。
今回入荷した「地域闘争」不揃い130冊以上は、ロシナンテ社の月刊誌で1970年から刊行されています。
全国各地で闘われている住民・市民運動の雑誌で、〈住民の住民による住民のための公害反対運動の唯一の交流誌〉です。環境問題を取り扱い、現在は「むすぶ~自治・ひと・くらし~」となり刊行されています。
刊行当時は四大公害病の水俣病や、新潟水俣病の記事が掲載されています。
「季刊 不知火 いま水俣は」という機関誌も入荷しました。
昨年9月に公開された「MINAMATA━ミナマタ━」は、熊本県の水俣病が題材の映画です。
水俣病も先の足尾銅山鉱毒事件も、社会科で触れたことがある程度。どちらの事件も、いやほかの公害病全て国が認め補償されていても、マスコミやメディアが取り上げないだけでまだまだ終わったことではないと、自国のことですが海外の映画から知らされました。
そして今日改めて考えさせられる日です。
ほかにも成田空港問題の三里塚闘争関連の「月刊 たいまつ」や、青少年福祉センターの機関誌「犯罪と非行」不揃い150冊以上入荷しています。
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