平安時代(承平4年)の12月21日は古典の名作『土佐日記』を紀貫之が書き始めた日です。
もちろん当時は旧暦ですので、現在の新暦とほぼ1ヶ月後になりますが。
「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」の冒頭文の日付が12月21日。
土佐の国から55日間の紀行記で、帰京した翌年2月16日で終わります。
その間の船旅の様子を、虚実と57首の和歌とで綴られています。
日本文学の歴史は永く、7世紀から。
上代文学(飛鳥・奈良時代)、「古事記」「日本書紀」「万葉集」などの史書や歌集。
中古文学(平安時代)は、「古今和歌集」や日本最古の日記文学、先の「土佐日記」。古典文学の代表作の「枕草子」「源氏物語」。
中世文学、近世文学、現代文学と時代で分けられていますが、研究者により諸説あるようです。
古典・近代文学の全集はもちろんですが、今回入荷したような日本文学研究関連本も人気があります。
年末の大掃除・片付け、書斎・書庫や研究室・図書室などの大量整理の際にお連絡ください。もちろん査定無料、出張費無料ですのでお気軽にお電話ください。
不死鳥BOOKSではホームページ、ツイッター、インスタグラムで情報発信しておりますので見に来てください。
ご興味のある方は是非フォローをお願いいたします。